XML (eXtensible Markup Language)

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【定義】
XML(eXtensible Markup Language)は、文書を記述するためのマークアップ言語の一つで、Web技術の一環としてW3Cによって策定されたものです。HTMLと同様に、テキストベースで記述された文書を扱うための言語ですが、HTMLのようなドキュメントタイプに依存せず、ユーザーが自由にタグを定義できる点が異なります。

【説明】
XMLは、テキストベースで記述された文書を扱うための言語であり、マークアップ言語の一種です。XMLは、テキストエディタなどのツールを使って手作業で編集することができます。

XML文書は、要素、属性、テキストなどから構成されています。要素は、開始タグと終了タグで囲まれた部分であり、属性は開始タグに含まれる要素の情報を示すものです。テキストは、開始タグと終了タグの間に含まれる文字列です。XML文書は、必ず1つのルート要素を持つ必要があります。

XMLは、Web技術の一環として、Webサイトやアプリケーションのデータの保存、交換、表示などに利用されます。また、XMLを基盤とした多くの技術が開発されており、XMLデータを扱うためのAPIやライブラリが豊富に存在しています。

【例】

これは、あるブログの投稿に関する情報を表しています。

<post>
  <title>XMLについて</title>
  <author>山田太郎</author>
  <date>2022-02-23</date>
  <content>XMLはとても便利なデータフォーマットです。</content>
</post>

このXMLは、<post>という要素があり、その中に<title>、<author>、<date>、<content>という要素があります。それぞれの要素にはテキストデータが含まれており、それぞれが記事のタイトル、著者、日付、内容を表しています。

【関連する用語】

  • HTML (HyperText Markup Language)
  • JSON (JavaScript Object Notation)
  • SGML (Standard Generalized Markup Language)
  • XHTML (Extensible Hypertext Markup Language)

【参考文献】

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