【概要】
XSLTは、XMLドキュメントを別の形式に変換するためのスタイルシート言語である。XSLTは、XML Path Language(XPath)を使用してXMLドキュメント内の要素や属性を選択し、選択した要素を出力する方法を指定する。XSLTは、XML文書の構造とコンテンツを変換するために使用される。HTML、PDF、XMLなど、さまざまな形式の出力を生成できる。
XSLTは、複雑な文書変換を実現するための非常に強力なツールである。XSLTは、次のようなタスクに使用できる。
- XML文書をHTMLページに変換する
- XML文書の一部を抽出する
- XML文書を別のXML形式に変換する
- XML文書からCSVファイルを生成する
XSLTは、XPathを使用してXMLドキュメント内の要素や属性を選択する。XSLTは、XPath式を使用して、ドキュメントツリーのノードを表すためのパスを指定する。XSLTは、XPathを使用して、XML文書の構造を操作することができる。
XSLTは、XSLとともに使用されることが多い。XSLは、XMLドキュメントをHTMLやPDFなどの形式に変換するためのスタイルシート言語である。XSLTは、XSLの一部であり、XMLドキュメントを変換するためのスタイルシートを記述するために使用される。
【例】 以下は、XSLTスタイルシートの例です。この例では、XML文書のノードを選択し、HTML文書に変換しています。
<!-- XML文書 -->
<employees>
<employee>
<name>John Smith</name>
<title>Software Engineer</title>
</employee>
<employee>
<name>Jane Doe</name>
<title>Project Manager</title>
</employee>
</employees>
<!-- XSLTスタイルシート -->
<xsl:stylesheet version="1.0" xmlns:xsl="http://www.w3.org/1999/XSL/Transform">
<xsl:template match="/">
<html>
<head>
<title>Employee List</title>
</head>
<body>
<h1>Employee List</h1>
<table>
<tr>
<th>Name</th>
<th>Title</th>
</tr>
<xsl:for-each select="employees/employee">
<tr>
<td><xsl:value-of select="name"/></td>
<td><xsl:value-of select="title"/></td>
</tr>
</xsl:for-each>
</table>
</body>
</html>
</xsl:template>
</xsl:stylesheet>
<!-- 変換結果 -->
<html>
<head>
<title>Employee List</title>
</head
【関連するキーワード】
- XPath
- XML
- XSL
- スタイルシート
【参考文献】
- W3C Recommendation – XSL Transformations (XSLT) Version 3.0: https://www.w3.org/TR/xslt-30/
- Mozilla Developer Network – XSLT: https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/XSLT
- IBM Knowledge Center – X